チワワの頭に穴のようなへこみがある!気を付けないとやばい病気と予防法とは?

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小さくて愛らしい人気のチワワちゃん。

そんなチワワがなりやすい病気をしっていますか?

病気の予防法は知っていますか?

この記事では、チワワのなりやすい病気や予防法について分かりやすく解説します。

  • 「チワワの人気の一つアップルヘッドに潜む病気、水頭症とペコ」
  • 「とっても怖い!チワワの低血糖」
  • 「心臓の病気、僧帽弁閉鎖不全症」
  • 「小型犬に多い!膝蓋骨脱臼」
  • 「オシッコに血が!尿路結石症」

チワワに多い5つの病気とは!

頭に穴のようなへこみのペコと水頭症

27707 / Pixabay

犬のなかでもいちばん水頭症になりやすい犬種がチワワです。

他の犬種より1.5から2倍近い発症率だといわれています。

一見可愛らしいチワワのアップルヘッドですが、他のチワワと比べてみて少し大きいかな?と感じた事はありませんか?

そして頭の骨に穴が空いたままになっていませんか?

それは水頭症の可能性があります。

小型犬の子犬には「ペコ」といって、頭蓋骨の骨がまだくっついておらず穴が空いた状態の子犬が多くいますが基本的には成長と共に塞がっていきます。

しかしチワワの場合ペコが完全に塞がりきらない事があります。成犬になってまだペコがある場合は注意が必要です。

水頭症の症状

⚪︎頭が大きい

⚪︎おかしな歩き方をする

⚪︎突然興奮状態になったり凶暴になる

⚪︎目が飛び出してきている

などがあります。

水頭症は脳脊髄液が異常な程増えてしまうことにより脳室が膨れ上がって大きくなり、周りの脳を圧迫したり周りの脳が萎縮してしまうことによって症状が現れます。

初期の頃は症状が出にくい為に気付くのが遅れてしまう事があります。

⚪︎治療

水頭症の場合、完治は望めません。

基本は延命させる為に脳の圧を下げるような投薬治療や外科手術で髄液を脳から抜くような治療となります。

⚪︎予防法

根本的な予防法はありません。

あなたが、注意しなければいけない事は、頭に衝撃を与えないようにすることです。

悪いことをしたからと言って頭を叩いたりしてはいけませんよ。

 
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意外と危ない低血糖

Aaron_H / Pixabay

体の小さいチワワが低血糖を起こすと死に直結する事があります。

特にチワワの子犬の時期の低血糖は非常に危険です。

低血糖の症状

⚪︎フラフラしている

⚪︎ぐったりしている

⚪︎痙攣している

などがあります。

ぐったりしていたり、痙攣している場合はすぐに動物病院へ行かなくては命の危険がありますが、とりあえずその場で応急処置として濃いめの砂糖水かコーヒーに入れるガムシロップを強制的で構わないので口に入れてから動物病院へ急いで向かって下さい。

手伝ってくれる人がいるならば同時進行してください。

予防法

⚪︎食が細い子には強制的にフードやペーストの高栄養食(ペットショップで販売しています)を与えてください。

⚪︎1日の食事回数5回程度にを増やして1回の食事量を減らすようにする。

舌が青くなる僧帽弁閉鎖不全症

(そうぼうべんへいさふぜんしょう)

mintanddog / Pixabay

犬の心臓の病気は珍しいものではありません。

この病気は6才以降の犬にみられる事が多いです。

心臓がドキドキと収縮する時に僧帽弁がきちんと閉じずに心房へ血液の逆流が起ってしまう病気です。

全身に血液が行き渡らずにさまざまな症状を引き起こします。

症状

⚪︎疲れやすく、散歩などを嫌がる

⚪︎咳が出る

⚪︎息が荒くなる

⚪︎お腹が膨れる

⚪︎舌が青っぽくなる、チアノーゼ

治療

発症すると完治は望めません。

ACE阻害薬という内服での治療になります。

この治療を生涯続けます。

やめてしまうと悪化してしまうこともあります。

予防法

早期発見・早期治療が大切です。

この病気になりやすい犬種は動物病院で定期検診を受けることをお勧めします。

びっこをひく歩き方の膝蓋骨脱臼(パテラ)

134213 / Pixabay

小型犬に多く発症します。

膝蓋骨脱臼とは膝のおさら部分が脱臼してしまうことを言います。

膝蓋骨脱臼にはグレードが1〜4まであり、グレードが重くなると手術の必要性があります。

先天的なものと外傷的になるものがあり、外傷的なものとしては、高いところからの飛び降りや滑って転倒、ジャンプなどの原因があります。

⚪︎グレード1
日常生活にはほぼ支障がない程度で、時々症状がでる。
⚪︎グレード2
日常生活にはあまり支障はなく、時たま足を上げて歩いたりするが気がつくとなおっている。
⚪︎グレード3
常に脱臼してしまっている状態。手で脱臼をなおすことが出来る。足を引きずって歩く。
⚪︎グレード4
常に脱臼している状態。手でなおしても治らない。脱臼したまま骨が固まってしまっている。膝が曲がったまま歩いている。歩けない。

予防法
⚪︎出来るだけ足に負担をかけないことが大切です。フローリングなどツルツル滑る床は危険です。じゅうたんやマットを敷くなどして滑らないようにしてあげてください。
⚪︎段差にも気をつけましょう。家の中でも段差を減らす、散歩の時も段差の少ない場所を選ぶなど工夫してみてください。
⚪︎足の裏の毛をカットする。犬の肉球には汗腺があり、適度にうるおっています。それが滑り止めになりますので毛が肉球を覆わないようにカットしてあげてください。また、足の裏の毛が伸びたままだと滑って転倒してしまい、危険です。

排尿を嫌がる尿路結石症

skeeze / Pixabay

 犬も尿路結症石になります。

尿路結石症は尿の中のミネラルとタンパク質が結合して石のような塊になってしまうことです。

尿道や膀胱、腎臓などの器官の中にできることが多いです。

症状

⚪︎頻尿

⚪︎オシッコの濁り

⚪︎血尿

⚪︎排尿時に痛がったり、背中を曲げる

⚪︎食欲不振

治療

⚪︎食事療法で石を溶かしてしまいます。

⚪︎手術によって石を取り出します。

予防法

ビタミンCや良質なタンパク質を摂取する、偏ったミネラルを摂取しないなど、食事を気をつける必要があります。

一度なると再発しやすい病気ですので気をつけましょう。

まとめ:チワワがなりやすい病気は多い!適切な予防と定期検診を受け早期発見・早期治療が大切!!

  1. 「水頭症は治らない!ペコに注意!」
  2. 「低血糖は命に関わる!糖分を摂取してすぐに動物病院へ急ぐ!」
  3. 「僧帽弁閉鎖不全症は一生涯の病気!内服治療を続ける事!」
  4. 「膝蓋骨脱臼は小型犬に多い病気!膝を大切に!」
  5. 「尿路結石症はミネラルのとりすぎが原因!食事でしっかり予防!」

いかがでしたか?

定期検診を受けて早期発見・早期治療で重篤な病気でも出来るだけ軽く済むようにしたいですよね!

少しでも楽しく長生きしてもらうために愛犬とのスキンシップはいっぱいとってあげましょう。

きっとステキな笑顔がみれますね!

 

 

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