【犬の毛が抜ける】抜け毛が多い犬ランキング

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あれ!?いつもより毛がうすい…

遠目に見ているだけだとわかりづらい毛の薄さですが、ブラッシングなどふとした時に気付いてしまうことがありますよね。
毛が薄くなるのは何かトラブルが起きている証拠でもあります。
まず毛が薄くなるというのは、以下のいずれかが起きている可能性があります。

今回は、毛が抜けやすい犬と抜けにくい犬のランキングを紹介します。

毛が抜けやすい犬トップ3

毛が抜けやすい犬のランキングは以下になります。

  1. ゴールデンレトリーバー
  2. 柴犬
  3. ポメラニアン

なぜこれらの犬が、ランキングに乗るかというと、毛の抜けやすさには、犬の毛の種類があります。
犬の毛の種類には、【シングルコート】と【ダブルコート】があります。
抜けやすい犬は、ダブルコートの犬です。
ゴールデンレトリーバー・柴犬・ポメラニアンはすべてダブルコートです。
ダブルコートの犬は、毛が二層構造になっていて、表面には【オーバーコート】体の内側には【アンダーコート】があります。
アンダーコートの毛は、ふわふわで柔らかいです。
保温保湿効果があります。

オーバーコートはアンダーコートに比べて毛が硬くて太いです。

 
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毛が抜けにくい犬トップ3

毛が抜けにくい犬のランキングは以下になります。

  1. プードル
  2. シーズー
  3. パピヨン

これらの犬は、シングルコートの犬になります。
シングルコートの犬は、表面にアンダーコートしかありませんので、触ってみるとふわふわで柔らかいです。

なので、触ってみてやわらかふわふわだったら、シングルコートの犬ということになります。

 

抜け毛の主な3つの原因

「脱毛」

毛が抜ける原因というのは様々ですが、高齢になりホルモンバランスが崩れてホルモン疾患になった場合や、毛根に細菌や外部寄生虫などの感染がある場合、などに起こることがあります。
毛が毛根から抜けてしまっている状態で、問題となっていることが解消されれば、もとに毛は生えてくる可能性が高いです。

「切れ毛」

皮膚炎などのかゆみや関節痛など痛みがある際、その部位を気にして、舐めたり噛んだりしているうちに毛が切れてしまい、毛の密度が減ることで、薄くなっているように感じるケースです。
毛根自体に問題があるわけではないのできちんと毛は生えてきますが、痛みやかゆみなどの違和感が消えない限り、ずっと噛み続けるので結局毛は切れてしまい、薄毛は解消しない可能性が高いです。

「換毛期」

毛は一定のサイクルで抜けては生えてというのを繰り返しています。
しかし、手術や大けがをしたり、何らかの病気で体の調子が大きく不調になったタイミングがちょうど毛が作られるタイミングと重なる場合、毛が生えて来ずにその部分が薄く見えてしまうことがあります。

毛が薄くならないために

これらが薄毛の原因になります。
では薄毛にならないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

皮膚のコンディションの状態をよくする

毛が抜けやすくなったり、皮膚炎が起こりやすくなって切れ毛が増えてしまうにはやはり皮膚のコンディションがよくないケースが多いのです。
アレルギー体質気味なのに、合わないフードをずっと食べていたり、脂っぽい体質なのにシャンプー剤で上手く取り切れていなかったり…
動物病院などでそういった指摘があった場合は皮膚に良い成分やアレルギーが出にくい成分で出来ているフードを食べたり、シャンプー剤も、抗菌作用の強いものや、脂を取り除いてくれるものなどを使用して皮膚を良い状態に保つことをお勧めします。

ブラッシングなど毛のお手入れを定期的に行う

毛をブラッシングすると余計に毛が抜けてしまいがちなイメージですが、実は違います。
定期的に抜けるはずの毛をブラッシングで抜いてあげないと、毛がもつれてしまい、大きな毛玉のような状態になり、問題のない部分まで毛を巻き込んで大きな範囲での脱毛が起こってしまうことがあります。
そういったことのないよう、定期的に小まめにブラッシングを行ない、要らなくなった毛は抜いてあげる必要があるのです。

原因となる疾患の対策

上記のような疾患が原因となるお話をさせて頂きました。
ホルモン疾患に関しては、定期的な健康診断等のチェックを行なうことで値などに変化があった時に早い段階で治療をすることが可能です。
痒み等の皮膚炎は日ごろから赤みなどがないかをチェックしていくと、早期発見かつ治療を行なうことが出来ます。
痛みに関しても定期的に受診をし、触診等してもらっておくことや歩き方などがいびつでないか見ておくことで、異常が出た場合速やかに対処することが可能だと言えるでしょう。

まとめ:抜け毛が多い犬は、こまめにブラッシングしてあげましょう

では日ごろからどのあたりをチェックしておくといいのでしょうか?
特に何か異常があると薄毛になりやすい部分は以下のとおりです。

「わきの下や内股」

特にアレルギーや脂漏症と呼ばれる脂分泌が盛んになり過ぎてしまう皮膚炎で痒みが起こりやすい部分です。
もともと毛の薄い部分ではありますが、皮膚炎が起こっている時だと赤みが強くなり、さらに毛は薄くなります。

「脇腹のしっぽ寄りの部分」

脇腹で下腹部に近い部分も気を付けるポイントです。
かゆみがあったりストレスがあると後ろ足で掻きやすい部分になります。
この部分も定期的にチェックをし、薄毛の場合は何らかの原因で掻いているという証拠になります。
一緒に赤みの有無などもチェックできるといいですね。

「膝などの太ももの付け根など関節部分」

膝蓋骨亜脱臼や大腿骨頭の疾患などで痛みが出やすくかつ噛みやすい部分になります。
逆に痒みなどが起こりにくい部分でもあるので、この部分が薄毛になっている場合、これらの関節の障害などで痛みを感じている可能性が高いでしょう。
左右ともに薄毛の場合、もちろん左右に痛みがある可能性もありますが、歩き方などの癖で毛が抜けたり切れてしまっている可能性もあります。
発見した場合は原因をはっきりさせるためにも動物病院などを受診された方が良いでしょう。

 

なかなか気を付けていないと、大きな脱毛になってしまって、毛が生えてくるまでに時間がかかってしまうこともあります。
出来るだけ早い段階で気付けるよう、定期的なチェックを心掛けたいですね。

 

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