あなたは愛犬のシャンプーは自分でしますか?それともトリミングサロンにいってやってもらっていますか?
昔は犬をシャンプーするなんて、あまり考えられなかったことのように思えますが、現在は1ヶ月に一回のシャンプーが理想とされています。
あまり汚れてしまうと不衛生ですし、皮膚から細菌が発生してしまうこともあります。
しかも、臭いもキツくなってきてしまいます。
…とは言っても、なかなかの重労働だということは、私も承知して言っております。
愛犬のシャンプーをなるべく簡単に行う方法をご紹介します。
【意外と簡単!】愛犬のシャンプーをキレイに簡単に仕上げるコツ
- ブラッシングの仕方
- シャンプーの仕方
- ドライの仕方
シャンプー前のブラッシング
皆さんよくやってしまいがちなのが、ブラッシングをせずに、シャンプーを始めてしまうことです。
まずはシャンプーの前に丁寧にブラッシングを行いましょう。
これをやるとやらないでは、シャンプーをした時に濡れ具合や泡立ちが全然違います。
道具はスリッカーブラシを使うと良いです。
スリッカーブラシで愛犬の毛についたゴミやホコリを根こそぎ取るイメージで、念入りに行ってください。
ブラッシングを丁寧に行うことによって、シャンプーする時の汚れの落ち方が全然変わってきます。
ただ、スリッカーを使う時には気をつけて欲しいことがあります。
スリッカーは刃先が細い針金のようになっているので、強く当て過ぎてしまうと皮膚を傷つけてしまうことがあります。
刃先が皮膚に軽く当たる程度の力加減で、優しく同じ部分を2,3回往復するようにブラッシングしてください。
もう一つ気をつけて欲しいことは、スリッカーを動かす方向です。
スリッカーの刃は途中で折れ曲がっています。
それがクッション的な役割をしているので、刃の向きに逆らって横向きに動かさないように注意してください。
これも皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。
ブラッシングをする順番は、
お尻→背中→お腹→後ろ足→前足→尻尾→顔
が良いです。
愛犬が嫌がる場合は、様子を見ながら、ゆっくり行ってくださいね。
シャンプーの仕方
次は本題のシャンプーに取り掛かります。愛犬の身体全体をお湯で濡らします。
ブラッシングがしっかりできていれば、毛に付着しているホコリが浮いているので、濡らすのは簡単です。
ブラッシングが足りないと、なかなか毛が濡れにくいので、ブラッシングはしっかり行ってください。
シャンプーは原液を3倍くらいに薄めて使うと良いでしょう。
薄めたシャンプーを身体全体にかけて、ブラッシングの時と同じ順番で、お尻からマッサージするように洗っていきます。
人間が髪の毛をシャンプーするのと同じ要領で、優しく泡で洗うイメージです。
全身を洗い終わったら一度流しますが、汚れが気になる部分は二度洗いしてください。
ドライの仕方
流し終わったらタオルドライしてください。
ここで、思い切り水分を取ってしまった方がドライが楽になります。
水分をよく吸収するタオルを使うと良いですよ。
ある程度水分を拭き取ったら、ドライヤーの出番です。
ここでもスリッカーブラシが登場します。
スリッカーを使うと両手がふさがってしまうので、誰か、手の空いている人に手伝ってもらうと良いですね。
あるいは、ドライヤーをテーブルなどに固定できる道具が販売されているので、お家で愛犬のシャンプーをする場合はそちらを準備しておくのも良いと思います。
ドライヤーで風を当てながら、スリッカーで毛を掻き分けるイメージです。
ドライも順番は先程と同じようにお尻から行ってください。
あちらこちらに進んでしまわないで、一箇所が乾いたら次の部分に進んで行くようにすれば、乾き残しがなく仕上がります。
全身が乾いたと思ったら、2,3分待ってから、愛犬の身体をあなたの手で触って湿っている部分がないかを確認してください。
しっかり乾いていれば終了です!
まとめ:洗う前のブラッシングが重要
意外と簡単にできる気がしませんか?
大切なのは、念入りにブラッシングして、しっかり濡らして、よく乾かす!だけです。
愛犬のシャンプーをすることで、体の異変に気付いたりすることもあるので、是非、楽しみながらシャンプーしてみてください。