もしかしてあなたの愛犬は飼い主さんを馬鹿にしてないですか?
- 「ワンちゃんがあなたに吠えてくる」
- 「ワンちゃんがあなたを噛んでくる」
- 「ワンちゃんの問題行動がしつこい」
ひょっとしたら、あなたと愛犬の主従関係が逆転してしまっているかもしれません。
このまま放っておくと、愛犬はあなたに懐くどころか、相手にされないままかもしれません。
今回は、愛犬が起こす問題行動とその対策について紹介していきます。
愛犬の困った問題行動の原因
ワンちゃんがあなたに吠えてくるとき
犬を飼っているあなたなら、ワンちゃんの問題行動について不思議に感じたことはありませんか。
例えば家族で生活している中でも、あなたにだけ吠えてきたり、しつこく噛んできたりしたことはありませんか。
特に小さいころから可愛がって飼っていると感じることが多いかもしれません。
実はワンちゃんのその行動。
あなたのことを自分より下に見ている可能性があります。
ワンちゃんが自分の意見を通したいときや、自分の思い通りにいかなかったときに、飼い主であるあなたにしつこく吠えてくることはありませんか。
これは実は、犬が自分の方が家族の中であなたより優位にたっていると思っての行動です。
犬は群れを作って生活する生き物なので「族=群れ」になっています。
その中でも順位をつけていて、自分より上の位にいる人間には従順にしますが、自分より順位が下の人間に対しては我儘で反抗的な態度を取ったりします。
このような状態で犬が吠えてくる場合、きちんとしたしつけを行いましょう。
あなたがワンちゃんよりも上の存在であることを教えます。
犬優先になってしまわないように、「待て」「お座り」ができるようにしましょう。
餌を使って教えるのが一番やりやすいかと思います。
そして餌の催促や我儘で吠えてくる場合は「ダメ」と吠えるのを辞めさせます。
そしてきちんと待てをしたあとに餌やおやつを与えましょう。
ワンちゃんがあなたを噛んでくる場合
先に述べたように、しつこく噛んでくる場合もあなたのことをなめてしまっている可能性があります。
犬が噛んできたらとにかく噛むことをやめさせてください。
噛んできたらオーバーと思うぐらい大きな声で【痛い】と声を上げてください。
その後徹底的に無視をしてください。何も言わず無言でハウスに入れるのがいいです。
ワンちゃんにとってはじゃれあいなのかもしれませんが、大袈裟に痛がったりすることで噛むことをやめさせます。
人を噛むことはよくないことだと教えましょう。
そして噛んでもいいおもちゃやおやつを与えるとよいです。
ワンちゃんの問題行動がしつこい
基本的なしつけを、めりはりをつけて毎日の生活の中で行っていると、次第にワンちゃんはあなたを自分より「上」の存在であることを理解します。
しかし、中にはそれでも問題行動が治らない場合があります。
その場合もあきらめずにワンちゃんにしつけを行ってください。
ここであきらめてしまうと、ワンちゃんの問題行動は治りません。
焦ってはいけません。
1ヶ月以上の期間で見てください。
あまりにもいうことを聞かない場合は、ハウスに戻して、無視するようにしましょう。
中途半端なしつけを行うことはよくありません。
そしてよいことをしたらたくさん褒めてあげてください。
おやつを使ってもよいかもしれません。
まとめ:しつけがうまくいかないと焦らなくても大丈夫
犬と心地よく生活していくために、飼い主のしつけは必要不可欠です。
もしもあなたがしつけをせずに、飼い犬が外に出て出会う人や、よそのワンちゃんに吠えかかったり噛みついたりしてしまっては大問題です。
直ぐに治すのは難しいと思いますが、焦らずにゆっくりと愛犬と接しましょう。
愛情たっぷりにめりはりのあるしつけを行いましょう。