「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」という犬種を知っていますか?
省略して「キャバリア」と呼ばれています。
名前にキングとか、チャールズとかスパニエルとか一杯混ざっていますよね。
ひとつずつしっかりと紹介していきますので、是非ご覧ください。
この記事を見れば、あなたもキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの事がもっと大好きになりますよ。
- キャバリアの由来
- キャバリアの特徴
- キャバリアの性格
- キャバリアのしつけの仕方
- キャバリアの注意する病気
これからキャバリアの魅力を紹介していきます。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの由来
元々は、キャバリアはつかないキング・チャールズ・スパニエルという犬種でした。
スパニエルと名の付く通り、元はスペインから来た犬と言われています。
キング・チャールズ・スパニエルはイギリスで生まれ王室に愛された犬種です。
チンやチベタンスパニエルを交配させて産まれました。
キャバリアと名前がつく前は、もっとお鼻が短い犬でした。
それをキングチャールズスパニエルと呼んでいました。
そして、このキング・チャールズ・スパニエルですが、イギリスのチャールズ2世がとても愛していた犬種でした。
キング・チャールズ・スパニエル意外と遊んでいる所を見たことがないと言われるほどだったそうです。
それで公務を疎かにしてしまったと言われていました(笑)
それほどこの犬を愛していたんでしょうね。
そして、1920年第には鼻の長いキング・チャールズ・スパニエルはほとんどいなかったそうです。
ある有名な中世時代の絵画に描かれていた鼻の長いキング・チャールズ・スパニエルを見たアメリカ人が、鼻の長い犬種を取り戻そうとして、交配が始まったのです。
そして、鼻の長いキング・チャールズ・スパニエルと鼻の短いキング・チャールズ・スパニエルを区別するために、キャバリアという名前が付いたのです。
友好的な性格と見た目の良さから『騎士』という意味のあるキャバリアと名前が付きました。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの特徴・体重は?
キャバリアの魅力として1番は愛くるしい容姿にあります。
クリンとした大きな目、垂れ下がった耳、美しい被毛、脚や胸、しっぽなどに生えている羽毛のような飾り毛が特徴です。
被毛は柔らかくストレートとウェーブとあります。
カラーは主に4種類あり、白と茶のブレインハイム、黒が際立つブラックタン、赤茶色1色のルビー、黒と焦げ茶と白の3色がミックスされたトライカラーとあります。
スタンダードなキャバリアが良ければブレインハイム、目の上の被毛の色が違い凛々しく見えるキャバリアが良ければブラックタンかトライカラーがおすすめです。
中型犬に分類され、平均的な大きさは体高30センチ前後、体重6~8キログラムです。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの性格は社交的
キャバリアは見た目も優しい雰囲気がありますが性格もとても明るく陽気で社交的な優しい性格です。
食べること、遊び好きで人が大好きというとても人懐っこいです。
そして、とても愛情深いです。
警戒心が少なく、なつきやすい性格なので番犬としては不向きといえます。
甘えん坊で寂しがりの一面もあるので一緒の時間を長く取れると良いでしょう。
室内での飼育をおすすめします。
飼い主さんには特に愛情深いので、初めてワンちゃんを飼う方やお年寄り、子供がいる家庭でも安心して飼える性格です。
好奇心旺盛な所もあるので誤飲や誤食などの心配があります。
キャバリアの行動範囲には危険な物は置いたり落としたりしないように気をつけてください。
忍耐強く、適応力も高いですから、どんなところでもすぐになれるでしょう。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのしつけ方
とても理解力があり素直です。
なので叱るのではなくできたら大袈裟に褒めてあげるしつけ方法が合います。
失敗したら反応せず、無表情で声も出さず黙々と片付けて上手に出来たらオーバーリアクションで喜んでいるのを表現して褒めて下さい。
そうする事で喜んでくれる方を覚えてくれます。飼い主さんが喜んでくれることが大好きなのです。
遊ぶ事が好きなのでその性質を利用してのしつけも有効です。
トイレのしつけなどのは好きなオモチャで誘導してあげたりすることで覚えていきます。
キャバリアの性格を上手に利用してしつけすることが大切です。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの注意する病気
キャバリアの魅力である大きな目と垂れた耳はこまめなケアが必要となります。
注意する病気としては、ドライアイや結膜炎、外耳炎などがあり、きちんとケアしていれば予防できます。
美しい被毛も柔らかく絡みやすいです。皮膚病の危険もあります。
抜け毛も多い犬種なのでブラッシングは欠かさず行って下さい。
こまめなケアがいつまでも美しく愛らしさを持続してくれます。
そして、1番の注意するべき病気は心臓疾患です。
キャバリアという犬種を誕生させる時の近親交配が行われた名残が今もあり、僧帽弁閉鎖不全という心臓疾患を発病しやすくなりました。
早期発見で長生きできるカクリツが上がりますので獣医師に相談し定期的に検査してください。
まとめ:キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルについて紹介させていただきました。
- キャバリアの由来
- キャバリアの特徴
- キャバリアの性格
- キャバリアのしつけの仕方
- キャバリアの注意する病気
最後に心配になる病気の話をしましたがそれ以上に大変に魅力的な犬種です。
家族に迎えると愛情をしっかり受け止めて倍返ししてくれるほどに幸せな気持ちを与えてくれます。
きちんと知識をもって的確な対処をしていれば長くよい関係を続けていけると思います。