あなたはこのニュースをご存知でしょうか?
大阪府高槻市の住宅街で、犬のリードを離してしまい、その犬を避けようとした男性が、転倒し骨折しました。
その損害賠償の請求で犬の飼い主に1284万円の賠償命令が下されました
どういう事件だったのか詳しく調べましたので紹介します。
犬を飼っているあなたは他人事では済まない事なので、ぜひご覧ください。
犬の飛び出しによる転倒骨折事件の詳しい内容
この事件がどういった内容なのか詳しい経緯を紹介します。
2015年6月14日午前10時ごろ60代の女性が、飼い犬のミニチュアダックスフンドを連れて散歩に出ました。
最初はおとなしく散歩していたミニチュアダックスフンドですが、交差点の向こう側から別の女性に連れられた柴犬がやってくるのを目にしたら急に興奮して走り始めました。
柴犬を連れた女性は交差点を左折したがダックスフントは後を追いかけて猛然と走り出します。
急にリード引っ張られた飼い主の女性が「あっ」と声を上げた瞬間には犬は女性の手を離れ、ダックスフンドは一目散に柴犬目掛けて走っていきました。
ちょうど同じ頃、曲がり角の先からは40代の会社員の男性が時速10キロ程度のスピードで交差点方向に向かってランニングをしていました。
男性は、目の前を歩く柴犬を連れた女性を避けるために右に避けます。
その瞬間男性の足元に柴犬を追いかけて角を曲がってきたダックスフンドが猛スピードで駆け込んできました。
女性を避けることに意識をとられていた男性はびっくりし、驚きのあまり声を上げます。
接触を避けようとするも咄嗟のことに足がもつれ、つんのめってしまいました。
男性は体のバランスを崩してそのまま転倒します。
事故を目撃していた周辺住民が言うには、
「男性はそのままそばの側溝に落ちて両手を強く着いた。」
「手首を抑えながら相当痛がっていました。」
「起き上がって、飼い主の女性に大声で怒っている所、警察官が来て話し合いになっていました。」
飼い主の女性は警察官から事情聴取を受け被害男性は救急車で病院に搬送。
合計9日間の入院を余儀なくされました。
その後、男性は右手首の複雑骨折とその後遺症の障害に対する損害賠償求めました。
飼い主の女性に対し3,948万円の支払いを求める訴訟を大阪地裁に訴えました。
結果、大阪地裁が飼い主の女性の責任を認め1284万円の損害賠償命令が下りました。
これが事件の内容です。
今回の事件の問題点はどこだったのか?
今回の事件の問題はどこだったのでしょうか?
問題というより原因です。
それは、飼い主がリードを離してしまったことにあります。
たったそれだけのことが原因で事故が起きて1284万円もの損害賠償を払わなければならないのです。
これは、この方だけでなく、私やあなたにも起こりうることです。
私も、過去にふとした拍子に犬のリードを離してしまったことや、首輪が外れてしまい、犬が逃げ出してしまったことがあります。
その時はものすごく焦りました。
私の場合はたまたま特に何事もなく捕まえることができましたが、それでも一度逃げてしまうと追いかけようとするとかえって逃げてしまいものすごい焦りました。
皆さんはヒヤッとする経験や、事故を起こしてしまった経験はありませんか?
もしよければ共有してみませんか?
コメントで教えていただけるとみんなで共有できるので是非コメントしてください。
まとめ:犬を飼っている人は他人事では済まない事件
今回の事件は、犬を飼っている人なら誰しも起こりうる事件でした。
この加害者の方は保険に入っていたので、全額保険金が支払われましたが、精神的なダメージは残ってしまったようです。
散歩に行くのも怖くなってしまったそうです。
皆さんも、散歩をするときは常に周りに注意を払うようにしましょう。
私も気を付けます。