多頭飼育崩壊の実態とは?犬の現場は悲惨で共食いが起こる!?

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昨今テレビで取り上げられており非常に話題となっている多頭飼育崩壊。

多頭飼育崩壊とは何なのか、なぜ起こってしまうのかについて詳しく紹介します。

今回は多頭飼育崩壊が起こってしまうパターンを何パターンかあげその原因と対策について紹介いたします。

是非ご覧ください。

多頭飼育崩壊とは?

多頭飼育崩壊を英語に訳すとアニマルホーディング(Animal Hoarding)と言います。

多頭飼育崩壊とは犬や猫などの動物を数多く飼育した結果、何らかの原因で繁殖しすぎてしまい飼育ができなくなってしまうという現象のことを言います。

ペットが身近になっている昨今、全国的に問題になっています。

 
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多頭飼育崩壊の原因は?飼い主の責任なの?

多頭飼育崩壊が起こる原因には多々ありますが今回は個人での多頭飼育崩壊について紹介します。

多頭飼育崩壊になる原因はペットの避妊や去勢をしないことです。

たとえ一頭飼いであっても、明日の場合何らかの理由で妊娠させられる場合があります。

これを放っておいてしまうと、どんどん数が増えて経済的にも厳しくなり、飼育不可能な状態に陥ってしまいます。

特に猫の場合は、放し飼いをしている場合が多いですから外で交尾し、妊娠してしまう可能性が非常に高いです。

他にも例を挙げると、震災などによりその家を退去しなくなければいけなくなった場合にペットを置いていく場合があります。

そこで取り残されたペット達が異常繁殖をしてしまう場合があります。

これも多頭飼育崩壊になります。

また、飼い主が高齢者で、無くなってしまい誰も飼いてがいなくなってしまい、異常繁殖してしまう場合もあります。

面倒を見ていた飼い主が無くなったために、面倒を見る人がおらず、異常に繁殖してしまうのです。

多頭飼育崩壊の現場は?共食いもするの?

多頭飼育崩壊の現場を紹介します。

志村どうぶつ園で紹介していましたが、実際の現場は凄惨なもので、子犬は、満足な食事が無いため、赤ちゃんの段階で亡くなってしまう場合が多いようです。

糞尿にまみれ、衛生的にも問題があり、病気になってしまう子も多いです。

食料も満足になく、最悪の場合動物同士で共食いをすることもあるようです。

多頭飼育崩壊のメカニズムを説明:犬の現場の例

多頭飼育崩壊に陥ってしまうメカニズムを紹介します。

簡単な条件を付けて紹介します。

  • 1つがいの犬は、産まれて1年後から毎年6匹ずつ(雄雌3匹ずつ)の犬を産む。

犬が出産可能になる年齢は約1歳ですから産まれてから一年後には子供が産めるということです。

そして、犬の平均出産頭数は6~10匹と言われています。

今回では6匹として考えています。

解説は絵の下に書きます。

上の絵の解説をします。

最初の年にオスとメス1匹ずついます。

その2匹が子供を6匹産みます。

この時点で犬は8匹になります。

どうですか?まだ経済的に耐えられますか?

1年後には、最初の2匹と、産まれた6匹が子供を産んだとします。

最初の2匹が1つがい、6匹が3つのつがいになったとすると、合計4つのつがいになります。

ということは、1つがいにつき6匹産まれますから、4×6=24匹産まれます。

元からいた犬も合わせると・・・

なんと32匹です!

どうでしょう?たった2年何も手を打たないだけで最初2匹だった犬が32匹になってしまうのです。

これが3年後だと128匹です!

こういう感じで、物凄い勢いで犬が増えていくのです。

これが多頭飼育崩壊のメカニズムになります。

全てこの通りになるとは限りませんが、これに近い形でどんどん数が増えていきます。

あなたは32匹の犬を育てることができますか?

そんなお金も場所もありませんよね。

面倒を見切れなくなった犬達を見捨てるしかないですよね。

それが多頭飼育崩壊なのです。

子犬工場パピーミルの実態!ペットショップは悪なのか?

多頭飼育崩壊の対策は?どうしたらよいの?

多頭飼育崩壊を防ぐ一番の対処法は、避妊・去勢をすることです。

「私はメス1頭飼いだから大丈夫」と思っているあなた。

いつどんな形で妊娠するかわかりません。

ドッグランに行った時、散歩に行った時に発情したオスがよそ見をしていた隙に交尾をしてしまうかもしれません。

犬が散歩中に逃げたときに野良犬と交尾してしまうかもしれません。

そういったリスクを排除するためにも、避妊や去勢を早いうちからしておくという選択肢も頭に入れておきましょう。

他にも、無計画に犬をどんどんお家に向かい入れるというのもやめた方が良いです。

経済的にちゃんと向かい入れても大丈夫なのか計画をしっかり立ててから飼うようにしましょう。

多頭飼育崩壊の現場を見かけたらどうしたらよいの?

では、実際に多頭飼育崩壊の現場を見かけたらどうしたらよいのでしょうか?

間違っても近づいてはいけません。

多頭飼育崩壊を起こしている現場の犬達はまともなワクチン接種をしていませんから、噛まれたら大変なことになります。

衛生的にも問題があります。

また、半野生化してい場合がありますから、吠えたり噛みついてくる可能性が非常に高いです。

決して近づかずに、お近くの保健所に連絡をするようにしましょう。

まとめ:多頭飼育崩壊を未然に防ぐためには避妊・去勢を必ずすること!

多頭飼育崩壊について紹介しました。

  • 多頭飼育崩壊とは?
  • 多頭飼育崩壊の原因は?なぜ起こってしまうの?
  • 多頭飼育崩壊のメカニズムを説明
  • 多頭飼育崩壊の対策は?どうしたらよいの?
  • 多頭飼育崩壊の現場を見かけたらどうしたらよいの?

誰の家でも起こりうる多頭飼育崩壊。

飼い犬を大事に思っているからこそ、ちゃんとした避妊・去勢をすることが重要です。

もちろん子供を産ませてあげたいという方もいるでしょう。

その場合は、ちゃんと産まれる前に準備をしておくことが重要です。

産まれた子供全部育てるのか?

里親に出すのか?

里親に出す場合は早めに連絡を取っておかないと引き取ってもらえない場合もあるでしょうから、準備を怠らないよう注意しましょう。

 

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1 個のコメント

  • 愛犬問題ブログをみるべきです。わんちゃんからうつりません。人間同士が1番病気はうつりますよ。
    欧米で主流のVARF をユーチューブでみて正しい自然食を知ってくだれば幸いです。期待しております。ありがとうございます!

  • VARF へ返信する コメントをキャンセル

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