あなたは「お手入れの方法」に悩んでいませんか?
- 「耳掃除」
- 「歯磨き」
- 「爪切り」
基本的にどのわんちゃんでも必要なお手入れは この3つですよね。
わんちゃんの種類によっては これに「ブラッシング」などが増える場合もあります。
今回は耳、歯、爪のお手入れについてまとめてみました。 ぜひ、最後までご覧ください!!
耳掃除の基本的な方法
わんちゃんの体の中でもトラブルを起こしやすい耳 特に垂れ耳のわんちゃんは通気性が悪く湿気がたまって 不衛生な状態になりやすくなっています。
- 耳垢が溜まっている
- 耳が黒ずんでいる
- 膿が出ている
- 悪臭がする
- 腫れや炎症が起きている
このような症状は健康なわんちゃんの耳にはみられません。
毎日チェックし、耳を健康な状態に保ってあげてください。
また、もし上記のような症状が出ているときは動物病院に連れて行くなど獣医師へ相談してみてください。
ここからは耳掃除の方法についてです。
まず、耳掃除というと 綿棒を連想しやすいですが わんちゃんの耳は繊細なため傷つけないように綿棒は使わないでください。
ガーゼや脱脂綿、コットンなどを使用します。
あとはペットショップなどでも購入できる耳の洗浄液を用意します。
はじめに、わんちゃんの耳のすぐ見える場所を耳の洗浄液を染み込ませたガーゼなどでの丁寧に拭き取ります。
乾いたもので拭くと耳を傷つける可能性があるため洗浄液はたっぷりと染み込ませてください。
次に耳の中です。
耳の洗浄液をわんちゃんの耳の中に容量を守って垂らします。
洗浄液の種類によって量が違うため購入したものをしっかり確認して使ってください。
洗浄液を入れたら耳の付け根をクルクルとマッサージします。
そのときに「クチュクチュ」と音がすればしっかりマッサージができていると思っていいです。
マッサージができたらわんちゃんの頭から手を離します。
わんちゃんがブルブルと頭を振れば耳の中の掃除は終わりです。
洗浄液で耳が湿っているので ガーゼなどで優しく拭き取ります。
湿気が残った状態だと不衛生になるので しっかりと乾燥させてください。
耳掃除の頻度ですが垂れ耳のわんちゃんは週に一度くらいそのほかのわんちゃんも二週に一度くらいは耳掃除をしてあげましょう。
歯磨きの基本的な方法
わんちゃんの歯磨き、ちゃんとしてますか?
実は歯磨きってわんちゃんにとってもすごく重要なんです。
3歳以上のわんちゃんの80%は歯周病の疑いがあるとも言われています。
歯周病の原因は歯垢が口の中に溜まる事です。
そこに、細菌が繁殖し歯肉が炎症を起こして歯肉炎になります。
歯垢は数日で歯石に変わってしまい落ちにくくなります。
歯肉炎を放っておくと歯周組織なども炎症を起こし歯周病になってしまうのです。
まず、大元である歯垢を歯磨きによって落とすことで歯周病の予防へと繋がる のです。
用意するものは 犬用歯ブラシ(子供用歯ブラシで代用可)歯磨きシート・犬用歯磨き粉
次に歯磨きの方法ですが わんちゃんは口を触られることに抵抗のある子が多いです。
なので口に触れられることに最初は慣れさせます。
毎日少しずつ練習します。
はじめは口を少し触ってはご褒美ということを繰り返してだんだんと口を広げたりして口を触られることへの抵抗を無くしていきましょう。
口に触られることに慣れてきたらいよいよ歯磨きをしていきます。
いきなり歯ブラシに抵抗があれば歯磨きシートから始めましょう。
一度に全ての歯を磨けなくても今日は前歯、明日は奥歯、など何日かに分けてもいいと思います。
歯ブラシでも歯磨きシートでもわんちゃんの口を大きく開けて歯と歯茎の間を優しく磨いてあげてください。
どうしてもゴシゴシと磨きたくなりますが、わんちゃんが歯磨き嫌いになってしまいますので ゆーっくり丁寧に磨いてあげてくださいね。
歯ブラシを使用する際は濡らしてください。
乾いたままだと歯茎や口の中を傷つけてしまうかもしれませんからね。
歯磨きの頻度ですができれば毎日するのが一番です。
歯垢は数日で歯石になるので その前に磨くのがベストですが最低でも週に2〜3回で行なってください。
爪切りの基本的な方法
わんちゃんにとって爪切りはたとえ痛い思いをしたことがない子でも前足を持たれたり切るときにバチンと衝撃があることから苦手な子も多いと思います。
また、飼い主さんも爪切りが苦手だという人多いです。
爪切りが苦手だからと放置してしまっては 様々なトラブルを引き起こす原因となってしまいます。
屋外で飼っている子や よく散歩に行く子はアスファルトなどで伸びた爪が削れるのでほとんど爪の手入れをしなくてもいい子もいます。
しかしそうでない子はどうでしょうか?
自然に削れることなくどんどんと伸びてしまいます。
爪が長いと自分の体を傷つけてしまったり絨毯などに爪がひっかかりやすくなったりします。
あまりにも伸びすぎると爪が皮膚にめり込み、痛みが出ることもあります。
犬の爪は筒状をしていてその中に神経と血管が通っています。
厄介なことに爪が伸びるとその 神経や血管まで一緒に伸びてしまうのです。
そうなってしまうと爪切りの際に痛みが伴い出血もしてしまいます。
あまりにも伸びすぎてしまった場合は 獣医師へ相談して切ってもらってください。
では、どれくらい伸びたら切るのか?
その目安はフローリングなどを歩いたときに爪が当たりカチカチと音がするようでしたら伸びすぎです。
すぐに切ってあげてください。
犬の体を支えるのは本来は肉球ですので 爪で支えることのないようにしてあげてください。
わんちゃんの爪は筒状なので人間の爪切りのようなものでは切れません。
必ずわんちゃん用の爪切りを用意してください。
また、万が一切りすぎてしまって出血したときのことを考えると止血剤があると安心です。
止血剤はペットショップでも購入できるので一度見てみてもいいと思います。
いよいよ爪切りです。
わんちゃんの爪には白い爪と黒い爪があります。
白い爪の子は中の血管が透けて見えるので どこまで切ればいいか簡単にわかります。
ですが黒い爪の子は中の血管が全く見えないのでどれくらい切っていいのかがわかりにくいです。
そういう子は初めての爪切りの際獣医師などに切ってもらいどの程度まで切っていいのかを覚えておくといいと思います。
爪切りの頻度ですが伸びたらその都度切ってあげればいいでしょう。
まとめ:わんちゃんのお手入れはこまめに
- 「耳掃除 」
- 「歯磨き 」
- 「爪切り 」
この3つはお手入れの基本です。
正しいやり方できちんとお世話してくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!