皆さんは、雪の日や雪が降った次の日に飼い犬と散歩をしていますか?
- トイレは外派だから散歩はいかないといけない
- 雪で遊ばせてあげたいから散歩に連れて行っている
そんな事はありませんか?
普段から雪の備えをしていない都会に住んでいる方は、雪の日は散歩しない方が良いと思います。
今回は、どうしても散歩しないといけないって事になった場合に気を付けた方がよい事を紹介します。
これさえ見れば、雪の日の散歩でも安心ですよ。
雪の日の散歩で気をつけなければいけない事
雪の日に気をつけなければいけないことはいくつかあります。
- 塩化カルシウムによる飼い犬の肉球の炎症
- 飼い主の転倒
- 寒さによる飼い犬の体調不良
下の2つは何となく想像できると思いますが、一番上は何それ?といった感じではないでしょうか。
では1ば上を重点的に順番に説明していきます。
塩化カルシウムによる飼い犬の肉球の炎症に注意
塩化カルシウムって何?って方もいるかもしれません。
塩化カルシウムは、主に雪を溶かすために撒く融雪剤になります。
結論から先に言うと、この塩化カルシウムが溶けた状態の場所を飼い犬が歩くと肉球に悪い影響を与えるのです。
そのまま放っておくと肉球が炎症を起こします。
散歩から帰った際は、必ず濡れたタオル等で、飼い犬の肉球を吹いて塩化カルシウムを拭ってあげましょう。
また、塩化カルシウムを飼い犬が舐めてしまった場合はすぐに獣医師に相談してください。
最悪の場合は、死に至る恐れもありますので、路面に白い塊があった場合は、飼い犬を近づけさせないよう注意が必要です。
大抵白い塊(塩化カルシウム)が沢山撒かれている所は雪が溶けてなくなっています。
更に、車等の交通量の多い箇所を散歩している方は、水はねにも注意が必要です。
雪が溶けて塩化カルシウム水溶液となった液体が、車から水はねされるかもしれません。
飼い犬が雪解け水を浴びてしまったら、散歩から帰った際に必ず体からふき取ってください。
液体は目に見えませんので、普段飼い主さんは注意しないと思います。
知識として塩化カルシウムが犬にとって危険なものであると知っておくことで、いざ飼い犬に異常が起こったときに、即座に対応できるようになりますので、覚えておきましょう。
飼い主の転倒に注意
普段雪が降らない都会では、雪は珍しいものです。
ですから、飼い犬は雪を見ると興奮してしまうでしょう。
急に走り出すことがあるかもしれません。
走り出した時、アイスバーンになっている路面だった場合飼い主が転倒する恐れがありますので注意が必要です。
普段よりも、リードを短く持って、自分からなるべく離れないように心がけましょう。
また、靴も、靴底にスパイクのあるものを履いていくと良いです。
いざ転倒してしまってリードを離してしまったら、悪い路面コンディションでは、飼い犬を捕まえることはできないかもしれません。
飼い犬の大好きなおやつも散歩に持っていくことをお勧めします。
寒さによる飼い犬の体調不良
寒さに強い犬もいれば弱い犬もいます。
急に寒くなって雪が降った場合は、あまり長時間散歩をしない方が良いと思います。
飼い犬が体調不良になり、下痢になってしまうかもしれません。
出来れば、レインコートなどを着せてあげて、毛が濡れるのを防ぎ、体温を下げないようにしてあげましょう。
犬用のレインブーツ等も売っていますので、靴を履くのに抵抗もない犬であれば履かせてあげることをお勧めします。
塩化カルシウムで肉球が炎症を起こすのを防ぐこともできて一石二鳥ですよ。
まとめ:雪の日の散歩には見えない危険があるので注意
塩化カルシウムは溶けてしまったら目には見えませんので、知識として知っておく必要があります。
愛犬が、つらい思いをしないよう、雪の日の散歩には普段よりも注意をして散歩をしましょう。