皆さんは、高齢になった愛犬の食事でお困りの時はありませんか?
- 最近、ご飯の食い付きが悪くなった
- おやつしか食べない
- 食べる量が減ってきた
- 周りに食べこぼす事が多くなった
- 食べるスピードがゆっくりになった
- 何となく食べ辛そうに見える
など愛犬が食事をする時、今までと違った所はありませんか?
犬種によって違いがありますが5〜6歳を過ぎた辺りから犬も老化が始まります。
今までと違う愛犬の変化に気づいたら食事も見直しが必要です。
今回は老犬の食事について紹介します。
老犬がおやつしか食べない理由
なぜ愛犬がおやつしか食べないのか?
その理由は大きく分けて3つあります。
それは・・・
- おやつのが柔らかくて食べやすい
- おやつが主食だと思い込んでいる
- おやつのが美味しい
あなたの愛犬が普段食べているドッグフードの種類はドライフードですか?
ドライフードの場合、水分量が少ないですから、必然的に硬くなります。
老犬は、顎の力が弱いです。
おやつしか食べていない場合十分な栄養が取れていないため、体力も落ちています。
ドッグフードを食べさせる詳しい方法を紹介していきます。
食事からわかる老化のサイン
昔は、愛犬がご飯の時間が近づくと目を輝かせて待っていたり、催促をしてきたり、ご飯を持っていくとはしゃいだり。
すごい勢いで食べてペロリと完食し満足そうな顔を見せてくれる。
いつもそんな感じだったのに、いつからか様子が違うことはありませんか?
- 食事の時間になっても起きて来ない
- 硬い食材を避け、食べ辛そうにしている
- ゆっくり時間をかけて食べるようになった
こんな様子が見えてら老化のサインです。
獣医師の健康チェックを受けて老犬に合わせた食事に変える必要があります。
消化不良で空腹にならず食事の時間に起きて来ない
高齢のため消化機能の低下で消化が遅く、お腹が空いていないのかもしれません。
愛犬が食べたがるまで様子を見てあげてください。
食事の量の見直しも必要です。
消化に時間がかかると内臓に負担がかかります。
愛犬自身が加減できる子もいますが、与えられただけ食べてしまう子もいるので注意してあげましょう。
食後に未消化のご飯を吐いたら多い証拠です。
少し減らしてあげてください。
食べる量が少ないからと、高カロリーの食事を与えようとするのは、よくありません。
カロリーの高い食事を与えるのは、肥満の原因になります。
むしろ、老犬に必要なのは、栄養なのです。
栄養価の高いドッグフードを食べさせてあげることで、老犬は元気になります。
元気になれば、ご飯を食べるようになるのです。
愛犬が昔のように、元気にご飯を食べる姿を想像してみてください。
栄養価の高いドッグフードは下記の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
ドライフードにウェットフードを混ぜ柔らかくする
歯の疾患になっている可能性があります。
高齢になると虫歯や歯周病・歯槽膿漏の発祥率が高くなります。
歯がグラグラしていたり抜けていたり、歯茎の炎症で痛みがあると硬い食材をさけたり食べ辛そうな様子を見せたりします。
食べこぼしが増えることもあります。
硬い食材を嫌がるようであれば、ドライフードを手で潰せるくらいまでふやかしてあげましょう。
また、ウェットフードや缶詰を混ぜて見てください。
ドライフードが缶詰やウェットフードの水分を吸収して、柔らかくなります。
臭覚も衰えてきますので電子レンジなど少し温めてあげると匂いが感じやすく食べやすさを感じてくれます。
首に違和感があり、ご飯を食べるときの姿勢が辛い場合もあります。
首を下げるのが辛いなどの様子があれば高さを調整してあげるのも良いです。
「そうは言っても、ふやかしても食べないし、ウェットフードや缶詰は高いから経済的に厳しい」
というあなた、犬の食いつきが最高のドッグフードを紹介します。
普通のドッグフードよりはお高いですが、ウェットフードや缶詰に比べたら経済的にもお得です。
おやつばかり食べて消化不良で嘔吐してしまう
高齢犬になると、噛む時も飲み込む時もゆっくりになります。
若いと時期と違い、筋力が衰えてきていますのでスピードがゆっくりになります。
急かしたりすると誤って気管に入ってしまったりするので、愛犬がゆっくり落ち着いて食事ができるように環境を整えてあげてください。
おやつしか食べないと、消化不良になり、吐いてしまいます。
ご飯の硬さにと共に大きさも見直してあげてください。
飲み込みむ時負担がかからないように小さめが良いです。
朝は普通にあげても夜は寝てしまうので消化が悪くなりますから、少なめの方が良いと思います。
高齢犬は消化がしやすく栄養価の高いご飯が理想的です。
運動量が少なくなるので肥満に気をつけなければなりません。
手作りのご飯を与えたりするのも良いと思います。
手作りのご飯をだと愛犬に合わせた食事が与えられます。
豆腐やおからなどの植物性たんぱく質より動物性たんぱく質を多めにあげてください。
年齢に関わらず与えてはいけない食材
チョコレート、たまねぎ、香辛料、生卵の白身、じゃがいもの芽、アロエは中毒や下痢になり、用量を超えると死に至る事もあります。
バター、ラードなどの動物性油脂、ショートニングなどの常温でも固形の油脂は、血管に悪く心臓に負担をかけます。
食事は、身体を維持するのにとても大切です。
食べにくさが続くと食欲を減退させる原因になります。
愛犬が食べやすく、食べる事に幸せを感じてもらえるようにいつまでも元気に過ごしてくれるようにサポートしてあげましょう。
まとめ:食べない場合はドッグフードを変えてみるのが一番
年を取っておやつしか食べない悩みとその解決策について紹介しました。
- 食事からわかる老化のサイン
- 消化不良で空腹にならず食事の時間に起きて来ない
- ウェットフードをドライフードに混ぜ柔らかくする
- 消化不良で嘔吐してしまう
- 年齢に関わらず与えてはいけない食材
愛犬には、いつまで経っても元気でいて欲しいですよね。
元気の源といったら、やっぱり食事です。
あなたも、栄養のあるご飯をちゃんと食べないと元気が湧いてきませんよね。
犬も一緒です。
元気の出る栄養価の高いドライフードを食べさせてあげることが、元気を出す第一歩なのです。
ぜひ、解決策を実行に移してみてください。