毎日行っている犬の散歩、高齢になったら愛犬の散歩は今までと一緒で良いのか?
そんな疑問をいだいた事はありませんか?
- 走るとすぐ息切れをするようになり、歩いても立ち止まることがある
- 散歩から帰るとぐったり疲れた様子をみせる
- 外遊びをしていても以前より反応が良くない
- 散歩で途中から歩かない
そんな様子はありませんか?
このようなサインが見えたら運動量が多いかもしれません。
散歩の見直しが必要です。
子犬から成犬の時は、散歩の準備をし始めるとはしゃぎ楽しみを身体全体で表してくれていたのに最近では、ずっと寝ていたり、行きたくないのか逃げていく時はありませんか?
そんな高齢になった愛犬との散歩をどうしたら良いのかこれから紹介します。
老犬が散歩で歩かない場合に見直すべき5つのポイント
成長期の犬は健やかに成長する為に筋力をつけたり、激しい運動でストレスを発散させるような散歩が必要です。
しかし、老犬に必要なのは持久力や筋力を衰えさせない為の運動、身体を守るための運動です。
成犬の時より数段に体力も筋力も衰えますので高齢犬にあった散歩の時間やコースを考えてあげましょう。
歩いてくれない場合に散歩を見直すポイントとして
- 天気と愛犬の体調チェック
- 散歩前の準備
- 散歩の時間帯
- 散歩のコース
- 散歩の回数
があります。
愛犬が今までと同じく散歩を楽しみ、負担の少ない運動ができるようにポイントを説明していきます。
天気と愛犬の体調チェック
天候が良くない時、雨や風が強い時など無理に散歩に連れて行っていませんか?
天気が良くなってからや室内での軽い運動で十分です。
健康のためと、長い時間散歩をさせすぎるのもよくありません。
老犬が散歩の途中で歩かなくなってしまうのは、疲れているからなのです。
愛犬が疲れていたり、ずっと寝ていたりするときは無理はしなく良いです。
愛犬の状態に合わせてあげてください。
散歩前の準備
散歩に出発する前に、足の関節や身体をさすってウォーミングアップしてあげてください。
身体を温めることで散歩中のケガなどを防ぐことができます。
散歩中の水分補給の為の水と、少しおやつを持っていきましょう。
遊ぶのが好きであればお気に入りのおもちゃを、持っていくと散歩の楽しみの1つになります。
散歩の時間帯
季節によって夏は涼しい朝や夕方など、冬は暖かい日中などを選び、愛犬の負担にならないように短く終わらせたり休憩を入れてゆっくり散歩をしてあげて下さい。
年を取ると、寒いときに急に外に出ると、体にもよくありませんので、散歩前の準備をしっかりとしましょう。
散歩のコース
老犬にとって嫌いな散歩のコースがあります。
商店街や駅前など歩くのに注意が必要な所は愛犬が疲れてしまいます。
人や車が多い道も聴覚、視覚が衰えてきている老犬にとってストレスとなる場所です。
子供や他の犬と会う道も愛犬が苦手と感じる場合もあるのでできれば、飼い主とのんびり歩ける方がリラックスして散歩ができます。
起伏のあまりない平らなそして、静かなゆったりと散歩ができるコースを選んであげてください。
散歩の回数
1日に何度も行く必要はありません。
老犬にとっての適度な運動と十分な休養が大切です。
あくまでも愛犬の健康維持の為の散歩です。
軽い運動と気分転換ができるだけで大丈夫です。
無理はさせず、愛犬の様子をみながらにしましょう。
まとめ:
老犬にとって散歩は脳に刺激を与えてボケ防止にもなります。
歩くのが辛い場合は、庭での日向ぼっこでも気分が安らぎます。
散歩に行けない時は、室内で知育玩具を利用して遊ぶのも良いと思います。
飼い主さんとのコミュニケーションの1つとなります。
愛犬とのふれあいをいつまでも楽しめるように愛犬に合わせた散歩をぜひ考えてあげましょう。