ぐちゃぐちゃにされたペットシーツにため息の毎日…やめさせる方法を探していませんか?
- 「お留守番させるときはいつも必ず…普段はしないのになぜ?」
- 「大人になってもシーツ遊びをやめてくれない」
- 「シーツを食べるのは心配だからやめさせたい」
ペットシーツで遊んでしまう犬の行動に悩んでいる飼い主さんは多いですよね。
我が家の愛犬もそうです。
子供のころから犬を飼っている私は、たくさんの犬と暮らしてきましたが、半分くらいの犬がペットシーツで遊ぶ子でした。
今の子もそうでした。うちの子の場合はお留守番でゲージに入っているときに限って、シーツをぐちゃぐちゃに噛みちぎって散らかしていたのです。
掃除の手間にもため息ですが、それよりも紙やビニール、吸水ポリマーを食べてしまうことが何より心配ですよね。
私もいろいろな対策を試しましたが、効果のあった3つの方法を紹介しますね。
もうペットシーツで遊ばせない!対策3つ
シーツを「無臭タイプ」に変えてみる
最近は良い香りのついたペットシーツが販売されています。
使っている飼い主さんも多いのでは?ところがこの「香り」こそが犬を刺激している原因かもしれません。
好奇心を刺激されて遊んでしまう子もいれば、臭いを嫌って隠そうとしてシーツをぐちゃぐちゃにしてしまう子がいます。
原因がそのどちらかの場合は、シーツを無臭タイプに替えることであっさり解決することがあります。
人間の嗅覚には「良い香り」に感じられても、犬の嗅覚には刺激が強すぎるのかもしれませんね。
他の遊びに誘導する
子犬の時は特に、シーツ遊びが激しいことと思います。
くしゃくしゃになるさまや音が楽しいみたいです。
そして飽きずにかなり長い時間遊んでいますよね。
楽しそうに遊んでいる姿はかわいいものですが、飼い主さんとしては「勘弁してくれ~」ですよね。
子犬のうちに「やってはいけないこと」としっかり教えてしまいましょう。
子犬のうちに躾けておかないと成犬になってからも続いてしまいますから、早めに教えます。
シーツで遊び始めたら他のおもちゃで誘導して、一緒に遊んであげる。
根気よくこのことを繰り返します。
ただこれだけでも犬は賢いですから自然とシーツ遊びはやめてくれます。
メッシュ付きのトイレトレーに替える
ゲージでお留守番しているとき限定でシーツをびりびりしてしまう子や、他の対策で効果がなかった子には、最終手段ですが、メッシュ付きのトイレトレーに替えてしまいます。
メッシュトレーはとても便利なのですが、掃除が手間で…というデメリットがあります。
糞がメッシュの間に挟まると綺麗にするのがなかなか大変です。
衛生面の管理が面倒なのがデメリットですが、確実にトイレシーツのビリビリからは解放されます。
なお、中にはメッシュトレーの上で用を足すのを嫌がる子もいますが、どうしてもシーツで遊ぶのをやめてくれない場合は試してみてください。
まとめ:シーツで遊ぶことは「いけないこと」と上手に覚えさせよう
犬がシーツをビリビリに破いてゲージや部屋の中に散乱させているのを見つけると、つい「こらー!」と言いたくなりますが、そこはぐっと我慢しておきましょう。
大きな声で怒鳴る、叩くなどしてしまうと、犬はペットシーツで用を足すことを避けるようになる可能性もあります。
ですから、犬がペットシーツへの興味を失うような自然な方法を、根気よく教えていくことになります。
- 「無香料のペットシーツに変更する」
- 「シーツで遊び始めたらすかさず他のおもちゃで気を逸らす」
- 「最後の手段はメッシュトレーに変更して物理的にシーツに触れないようにする」
犬がペットシーツで遊ぶことは、後始末が大変なのはもちろんなのですが、なによりの問題は愛犬が異物を食べてしまうことです。
犬も人間も快適に過ごせるよう大変ですが躾けていきましょう。