犬を飼ったはいいが、どういう風に育てていったらいいのかわからない。
今回は愛犬の成長にあわせてどういう風に育てていったらいいのかということを書いていきます。
【子犬の成長】ワンちゃんの社会性の土台をしっかり作ろう
以下の4つの期間に区切って子犬の成長ごとに書いていこうと思います。
- 生後から2ヶ月
- 2ヶ月から 4ヶ月
- 5ヶ月から6ヶ月
- 7ヶ月から8ヶ月
生後から2ヶ月:親子のコミュニケーションが 子犬 の心を育てます
この時期は犬の社会性の基礎を作る時期です。
生まれたばかりの子犬は母犬によって保護されています 。
そして生後3週間以降、母親やいっしょに生まれた兄弟の子犬とのふれあいが犬の社会性の基礎を育てます。
社会性とは相手や環境に応じて適切な行動取れるかということです 。
どれくらいの強さで乳首を噛むと母犬は痛くないのか、相手に対する力加減を学ぶことがこの時期が大切です 。
2ヶ月から 4ヶ月
ペットショップでワンちゃんを飼い始めた人が気になるのは、このあたりからですね。
世の中ってどんなところ好奇心が芽生えてきます。
怖いもの知らずで色々なことに挑戦 、この時期の犬は恐怖心よりも好奇心が強く何でも興味を示します。
自分が生きていくところはいったいどんなところなのか色々なことに挑戦しようとするでしょう。
挑戦してみて良いことが起こるとその行動また繰り返そうと学習していきます。
それと同時に何か新しいことに挑戦することに積極的になります。
逆に嫌なことが起こるとその行動とることにも新しいことに挑戦することにも消極的になってしまう可能性があります 。
あなたもなるべくトラウマになるような行動はとらないようにしましょう。
5ヶ月から6ヶ月
恐怖心が芽生えてくる 突然怖くなる、怖がる対象は様々。
この時期あるものが急に怖くなることがあります。
例えば橋・車・自動ドア・側溝等対象は様々ですがそれらに気づくと立ち止まったり避けようとしたりします。
こういう場合はこわがっているものに無理に近づけず徐々にに慣らしていくことがコツです 。
くれぐれも無理に慣れさせようとはしないでください。
好き嫌いができる
いろいろな経験をすると犬にも好き嫌いが出てきます。
嫌いなことは無理強いしないで慣れさせて 愛犬の好き嫌いを知っておくことはしつける上でとても大切です。
例えば嫌いな事ばかり無理強いするような飼い主さんを犬は信頼してくれませんよね。
愛犬の好き嫌いを理解した上でしつけていきましょう。
7ヶ月から8ヶ月
社会性の土台が出来てきます。
社会との関わり方や犬の個性がはっきりしてきます。
様々な経験をして環境に慣れてくると、犬の中で社会との関わり方や社会の見方の土台が 形作られます。
この時期になると 嫌いなものは嫌いというふうに、個性も出来上がってきます。
精神的な成熟にはあと1年ぐらいかかります。
社会性の土台が出来上がってくるとはいえまだまだこれからであることには変わりません。
落ち着きがでてくるのは2歳ぐらいからです 。
飼い主さんとどこへでも行ける落ち着いていて、社会性のある犬 。
愛犬が2歳になったときそんなにになってくれているといいですよね。
そのためには帰りさんの努力も必要です。
まとめ:子供の頃に色々体験させることが重要
子犬のうちから、色々と体験をさせてあげることがとても重要です。
なるべく子犬と出かけて、貴重な体験をたくさんさせてあげてください。
私もまだまだ未熟ですが、一緒に頑張っていきましょう。