【ペットの防災対策】災害時に用意しておくと役に立つグッツ3選

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2番手になりがちなペットの防災

地震がよく起こる国、日本。

日常的に起こる可能性のある小さなものであれば問題ありませんが、避難所での生活をしなければならないようなレベルの大災害が起こった場合、お家のワンちゃんの防災対策は行なっていますか?

大きな災害だと次のようなトラブルが考えられます。

  • 飼い犬がいる場合の避難所での生活
  • 飼い犬の失踪
  • 飼い犬のフードの確保

飼い犬の避難所での生活はどうする?

避難所で生活する必要が出てくる場合、ワンちゃんの生活もどうするかを考えなければいけません。
あり方は自治体により様々ですが、人と一緒に入ることのできる避難所や、ワンちゃんだけを預かってくれる避難所等様々なのです。
災害が起こる前に、事前にお住いの自治体に動物も一緒に避難ができるのかを問い合わせをしておいたほうがよいでしょう。
私も住んでいる自治体に問い合わせをしてみた所、犬もケージ内に入れていれば一緒に連れてきてよいとのことでした。
どんなに家の子はいい子だからといっても、動物が好きな方ばかりではないのが現実です。
キャリーケースをお家として確保する等、マナーを守る必要があり、トラブルに発展してしまう場合もあります。

 
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災害時の飼い犬の失踪

いつもとは違う環境に驚いたりストレスにより逃げ出してしまうこともあります。
そんなときに、いくら帰巣本能があると言っても、倒壊したり、全く違う状況になってしまうのでお家がわからなくなって迷ってしまうこともあります。
保護をしてくれた方がいても、なかなか連絡も取りづらい状況のため、飼い主さんの元へ戻ってくることが出来なかったりします。
そんなときのためにも対策は考えておきたいものですね。

もし飼い犬がしっそうしてしまった時のために、以下の記事もぜひご覧ください。

【飼い犬が迷子】いざという時のために知っておくべき5つの事

飼い犬のフードの確保とペットシート

物資が足りなくなってしまうことは人間でもよく報道されたりしているのでご存知かと思います。
ワンちゃんのごはんでも同じことは起こり得ます。
特に、災害時は人が最優先になります。

特にアレルギー食を食べていて、健康のために、そのフードしか食べられない子は、体調も崩してしまうことにもなりかねません。

ご自身のワンちゃんの健康を守れるのも飼い主さんだけです。
必ず、災害用バックには、飼い犬用のドッグフードも入れておきましょう。
最低限1週間分の食料はあれば安心です。

また、トイレ用のペットシートも必需品になりますので、必ず用意してください。
避難所では、衛生面で特に注意されます。
飼い犬のおしっこの匂いなども、周囲の人に迷惑になってしまいます。
避難所で肩身の狭い思いをしないためにも、必ずペットシートは用意しておきましょう。

防災時に便利なグッズ

上記のようなトラブルにも見舞われる可能性のある災害時。
ではどんなことを備えて置いたら良いでしょうか?
おすすめのことをご紹介したいと思います。

いつも食べているフードのストック

先ほどのフードの確保が難しくなった時用に、1袋から2袋ストック(1週間分程度)があると安心です。

アレルギー食の場合はもちろんですが、どんなフードでも大丈夫という子でも、いつもと同じフードを食べるということは、災害時のような非日常の中でも日常を思い出させてくれて、精神安定にもつながる大切なアイテムとなります。

賞味期限の問題ももちろんありますが少し余分に購入して、防災グッズ入れにストックする癖をつけておけると安心ですね。
おやつも入れておけば、避難所で他の人と接する場合におやつを飼い犬にあげてもらうことで、犬と避難所の人との警戒もとけて、避難所でのコミュニケーションがとりやすくなるでしょう。

キャリーケース(ケージ)の用意

避難所での生活のお話をしましたが、キャリーケースはそういった環境でする場合にも必要になります。
動物が苦手な人へのマナーとしても、ワンちゃんの居場所確保のためにも、キャリーケースを用意してあげることは大切です。
ケージに入れていないと避難所に犬は入れない場合がありますので、事前に自治体に問い合わせをしておいたほうが良いです。

また、普段からキャリーケースの中でおやつを食べたり、楽しいお出かけ前に入ったりして、キャリーケースの中で落ち着けるようにしておくと、災害時の中でも落ち着くことが出来ます。

ワンちゃんの自分のスペースとして確保できるとワンちゃんにとっても日常を感じられて、食べているフードの時と同じように精神安定にもつながります。

マイクロチップの挿入

迷子札ももちろん効果的ですが、失踪時などに便利なのがマイクロチップの挿入です。

マイクロチップは挿入すると、その子の毛色や生年月日などすべてが登録され、かつ飼い主さんのデータも同時に登録することになっています。
番号を照会すれば飼い主さんへと行きつくことが出来るのです。

保健所などの自治体や、動物病院などではマイクロチップリーダーを持っているところが多いので、万が一そういったところで保護されれば、マイクロチップの有無を調べてもらえます。

また自治体によっては、マイクロチップが挿入されている子は飼い主さんもはっきりしているので、避難所にも優先的に入れてもらえるという例もあるようです。

まとめ:いざという時に備えて備蓄しておきましょう

トラブルもわかり、そんな中で対応できるような便利グッズもご紹介させていただきました。

では、そんな中で気を付けるべきことは何なのでしょうか?

「日常に近い生活が送れるよう心掛ける」

難しいことではありますが日常に近い生活を送れるように心がけられると、ワンちゃんの精神安定にもつながり、体への負担も少し減らせます。

フードもそうですが、匂いのついた毛布や飼い主さんとの時間が少しでも取れると大分ワンちゃんも安心できるでしょう。

「健康チェックはよりこまめにチェックする」

普段よりも、なかなか動物病院へも行けない環境になる可能性が高いです。

少しの変化にも気づいてあげられると、早期発見で命の危険を免れられることもあります。

もし、日常的にお腹を壊したり吐きやすかったり、何か症状として現れやすい子の場合、常備薬として、以前処方されたお薬などが余っていたら持っていられると安心かもしれません。

ただしそのようなお薬を自己判断で使用するのは危険なこともあるので、緊急事態以外は相談できる獣医さんなどにまずは聞いてからにすべきだと言えるでしょう。

「ツイッターなど情報ツールを上手く利用する」

東日本大震災でもツイッターなどのツールが医療相談をしたり、失踪してしまったワンちゃんの情報提供などで活躍しました。

電話もままならない状況だったり、人とのコンタクトが難しい状況に陥ることが想像できる災害時、このようなツールもうまく利用しながら生活を送ることで情報交換や、トラブルの回避も期待できるでしょう。

ただしこういった情報では誤情報も飛び交う可能性もあるので、気を付けながら利用された方がいいかもしれません。

 

これらのことに気を付けて、災害時も人間だけでなくワンちゃんの心も体も健康に過ごせるよう、準備を進められると良いですね。

自治体によっては、災害時用のしおりなどを無償で配っていることもあるようです。

また、各自治体によって対策は様々なので、ご自身の住んでいる自治体はどのように取り決められているか、一度確認しておくと安心ですね。

 

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